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ご挨拶

 

 

振り返れば、2020年早春に突然襲った「コロナウイルス感染症」の拡大に伴う活動自粛が始まり、今日まで一年近い月日が経過しました。「自粛」要請が解除されたとはいえ、まだまだ沈静化の見通しがたたない状況です。

風景写真の原点は、撮影地に訪れ、自然の語らい(太陽・月・星・風・山・川、草花など)と対話しながらその瞬間を作品として表現することです。しかし、この一連の創作活動が長期間の「自粛」という社会的制約を受け、長期間停滞することとなってしまいました。

 私たちが所属する「日本写真家連盟(PFJ)」が、2021 年 1 月に上野・東京都美術館で開催予定としていた第34回『四季の彩り』展も、他の写真団体企画展同様に開催を断念せざるをえなくなりました。写真を志す者として、自身の作品発表の場が中断することは非常に残念なことです。

今回、「横浜みなとみらいギャラリー」をお借りして「四人展」を開催することで、「自粛」という言葉が写真界全体を覆う重苦しい雰囲気を少しでも和らげたいとの思いから企画しました。

会場に展示する作品は、出展者が共に訪れた「共通撮影地」で撮影した作品 20点(各作家 5 点)と出展者が訪れた日本各地で撮影した作品 20 点(各作家 5 点)を予定しています。(全40 点)

「共通撮影地」コーナーは、撮影地で作家が捉えた個性溢れた表現の作品をお楽しみください。

同じ撮影地に立ちながら、まったく異なる作品が並ぶでしょう。

また、「作家個人コーナー」では、日本各地で撮り納めた色彩豊かな「日本の自然風景」作品の展示を予定しております。

 

会場へお越し頂き、お時間の許す限りゆっくりご鑑賞して頂ければ幸いです。
​皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

 

 

 

安斎 健 倉田 靖彦 宮永 和紀 渡邉 潤

​日本写真家連盟会員 (五十音順)

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